Life in the Circle of Love
〜自然と共に暮らす〜
私の暮らし

自己紹介|屋久島で学ぶ、お金と暮らしの循環。

alt="西表島のジャングルの中の私"

こんにちは、このブログを書いているSarahです。

東京生まれ東京育ちの33歳。

便利でスピードを求められる世界の中で、どこか息苦しさや違和感を抱えながら生きてきました。

そんな”地元から出たことのない私”が、25歳の時に西表島へ移住。

美しい海と自然の偉大さの中での暮らしは「足るを知る豊かさ」に触れ、心がゆっくり満ちていく感覚を知りました。

現在は旦那さんと屋久島で古民家を借りて、自然と調和しながら”お金のやさしい循環”と”暮らしの軽さ”をテーマに暮らしています。

このブログでは、自然と共に暮らす中で見つけたヒントや氣付きをシェアしながら、

  • 自分らしい暮らし方
  • 愛とお金の循環
  • 自然と共にある生き方

を発信していきます。

経歴とライフストーリー

東京での暮らしと違和感

生まれてから24年間、ずっと同じ場所で暮らしてきました。

東京は便利そのもの。

道を歩けば3分ごとにコンビニはあるし、地下鉄や電車も少し待てば来る。

なんでも手に入る環境の中でスピード感や効率重視、成功者が讃えられる風潮…

「どうぜ私はダメウーマン」

とどこかしらで劣等感を抱えながら、目先の空っぽな幸せを追いかける日々でした。

そんなタイミングとご縁で、私は日本の端っこの波照間島を旅する機会が訪れます。

そこで出逢った同世代の人達は都会の喧騒から離れ、美しい海に囲まれた自然の中でのびのびと暮らしていました。

その光景を見て、「私も自然の中で自由に生きてみたい」と決意。

旅から帰ってすぐに退職届を提出し、新しい世界への一歩を踏み出しました。

片道切符だけ握りしめて石垣島へ

退職後、仕事も決めずに片道切符だけで石垣島へと旅立ちます。

まさかの石垣島に着いた初日に宿泊したゲストハウスで働かせてもらえることが決まるのですが、季節はシーズンオフの11月。

南国とはいえ冬は海に入れないくらい寒くなります。

現地で知ったのですが、オフシーズンは離島の求人がほぼありません。

というわけで、そのまま石垣のゲストハウスに住み込みで働きながら冬を越すことに。

春になり、常連さんから西表島の民宿を紹介してもらい、ついに念願の西表島移住が叶います。

西表島での氣付き

たくさんお金はいらないから、とにかくお金をかけずに島で暮らしたい

という私の願望と先方の氣持ちが合致し、島人が営む民宿で住み込みバイトをすることに。

仕事内容は客室の掃除ベットメイク夕食の準備予約レンタカー対応、さらにネイチャツアーガイドまで、宿業に関わるあらゆる仕事を体験。

東京にいた頃よりも長時間働いていましたが、目の前に広がる美しい海や緑、鳥や虫たちの声に癒される毎日。

忙しくても心は満たされ、都会では感じられなかった豊かさを初めて実感することができました。

不便で何もないと言われる西表島。

でもそのひとつひとつの瞬間を丁寧に感じると、そこらじゅうに美しい世界が広がっていることに氣が付きます。

こうして「足るを知る暮らし」を体感し、自然の中で自分のペースで生きる喜びを知ることができたのです。

それを1番感じたのはコロナ禍。

西表島では入島を制限していたため感染者もおらず、島民みんなでこの静かな自然をただ楽しむことに専念していた日々。

この時に「この先も私は自然が豊かな場所で暮らしたい」と強く確信しました。

観光業には厳しい時期だったのに、最後まで私を大切にしてくれた島の人たちには今でも感謝しています。

私が大切にしていること

幸せはすでにある

私たちが暮らしている古民家は、屋久島の中でもとても小さな集落にあります。

静かで穏やかですが、四方に家が並ぶ住宅街のような場所。

高齢者の割合がとても多く、過疎化は街全体の大きな課題となっています。

空き家は多いのに、

「貸してくれる人がいない」

というのが今の屋久島の現状です。

本当は、”緑に囲まれた家や海の見える場所で暮らしたい”そんな憧れはもちろんあります。

でもーー

”雨漏りがなくて、安心して眠れる場所がある”

これは当たり前のようで当たり前じゃない環境は、それだけで奇跡のようにありがたいこと。

そう思うようになってから、今の古民家がますます愛おしく感じられています。

自分たちで床を張ったり、少しずつDIYで手を加えながら、住み始めた頃よりもずっと”我が家らしさ”が増してきました。

幸せは外側に探しに行かなくても、すでに自分の足元にある。

そんな氣付きを日々もらっています。

自然と調和した暮らし

屋久島で暮らすようになってから、「自然と共に生きる」という言葉の意味が、西表島にいた頃よりも毎日の生活の中で深く体に染み込むようになりました。

朝日や鳥の声で目が覚めること。

雨の音で1日のテンポがゆっくりになること。

海の満ち引きでその日のスケジュールが自然と決まっていくこと。

月の満ち欠けで体調や氣分が変わること。

夏は活動的で、冬はのんびりモードになること。

そして夕陽や星空をただただ眺めること。

島暮らしでは天氣が全てを決めると言ってもいいほど重要なポイント。

晴れたら洗濯をして、海や川で遊ぶ。

雨なら家で静かに過ごす。風が強い日も。

そんな暮らしの中で、

「今日やるべきこと」というものは無く、「今日、心地良いやりたいことをする」を大切にできるようになりました。

自分の内側にある声と自然のリズム。

その2つが調和した時、心はとても軽やかになりとても豊かな1日になるのです。

買い物は投票〜お金の流れを意識する〜

屋久島で暮らすようになってから、同じく大切にするようになった考えがあります。

それは「買い物は投票」ということ。

お金はただの数字ではなく、自分のエネルギーそのもの。

だからこそどこに流すかを丁寧に選びたいと思うようになりました。

例えば野菜。

品揃えが整ったスーパーは便利だけど、多少値段が高くても地元の方が無農薬で育てた形も大きさもバラバラの野菜を選びたい。

それは丁寧に野菜を育ててくれた人の元へダイレクトに届くから。

パンも同じ。

安い菓子パンは美味しくて手軽だけど、原材料を見ると添加物が多い。

島で丁寧に作ってくれている人のパンやスコーンをありがたくいただきたい。

洋服も化学繊維ではなく、体にも環境にもやさしい長く大切に着られるオーガニックコットンなどを選びたい。

「どこに自分のエネルギー(=お金)を流すと心地良いのか」

この軸で買い物をするようになってからは、自然と”大量生産・大量消費”から距離が生まれ、結果的に

「物を持ちすぎない暮らし」へとつながってきます。

今、大切にしている働き方

週に2〜3日の半日アルバイト

都会暮らしをしていた頃より家賃・光熱費・食費(ほぼ自炊)などの固定費がぐっと下がったことで、必要な収入も少なくて済むようになりました。

屋久島の暮らしは、毎日の天氣によって行動が決まります。

だから私は、晴れた夏の日にたっぷり遊べるようにシフトを組んでいます。

そして月経期はなるべく家でゆっくり過ごすことを大事にするようになってから、心身ともに負担が少なくなりました。

今の私にとっては週に2〜3日の半日のアルバイトがちょうどいい。

ストレスを感じず、必要な分だけ収入があって、心地の良い暮らしのペースが保てています。

ペンギンモバイルとの出逢い

週に2〜3日の半日アルバイトだけでも、島では十分暮らしていける収入バランス。

でも心のどこかでは、

「もう少し収入の柱があったら、もっと自由度が広がるのにな」

そんな氣持ちがありました。

固定費を抑え、自然と調和しながら暮らす日々。

その豊かさのなかで氣付いたのは

安心して暮らすためには、お金の流れを複数持っておくことも大切

だということ。

そんな時に出逢ったのが、私の暮らしにそっと寄り添ってくれた”ペンギンモバイル代理店”という働き方でした。

初めてその仕組みを知った時

  • ガツガツ働く必要もなく
  • 時間を大量に消費するわけでもなく

自分のペースで無理なく育てていける収入源という点に惹かれました。

「氣負わずにやっていこう」と旦那さんとも話し、今はゆるく続けているお仕事の一つです。

すぐに収入が入るわけではないですが、

将来的に権利収入として入ってきてくれることをイメージ”しながらやっています。

このブログで伝えたいこと

固定費を整えて自由な時間とエネルギーをつくる

このブログでは、私が屋久島で暮らす中で感じている

「お金の流れ」

「自然と調和した暮らし」

「心が軽くなる生き方」

について、日々の氣付きや体験を通してお届けしています。

西表島や屋久島での暮らしを通じて知ったのは、

幸せや豊かさって、外側ではなく“内側”にすでにあるということ。

便利さやスピードを求めるのではなく、

目の前の自然や、自分のペース、丁寧な選択を大切にすると、

心がふっと軽くなる瞬間が増えていきます。

このブログで伝えたいのは、そんな

  • 固定費を整えて、時間とエネルギーを取り戻すこと
  • 自然と共に暮らす中で見えてきた、小さな豊かさのヒント
  • 自分らしい“お金との付き合い方”
  • 軽やかに生きるためのマインドと暮らし方

です。

誰かと比べない。

頑張りすぎない。

足るを知りながら、心地よい方向へ少しだけ舵を切る。

そんな“小さな一歩”が、自分の人生をやさしく変えていく――

このブログが、そのきっかけになれたら嬉しいです。